「床をメンテナンスしたい」
「無垢材はどのようにメンテナンスしたらよいのだろう」
このようにお考えの方も多くいらっしゃるでしょう。
今回は、床に使われる無垢材のメンテナンス方法を紹介します。
床に使われる無垢材について解説します!
家庭で一般的に使用される木材には、「無垢材」と「集成材」の2種類があります。
無垢材とは、1本の木から必要な大きさに切り出した素材です。
一方、集成材は、複数の木材に接着剤をつけ、機械でプレスして作られた人工素材です。
無垢材は自然な木目や風合いを持つ天然素材ですが、その反面、木材の反りやひび割れが起こりやすいという特徴もあります。
無垢材で床に使われる木材の種類には、以下のものがあります。
・オーク
・チーク
・パイン
オークは、床だけでなく家具にも広く使われている木材です。
「虎斑」と呼ばれる独特な美しい模様が特徴的です。
チークは、褐色がかった色合いで、天然のオイルがたくさん含まれている木材です。
そのため、水に強いという特徴があり、船の甲板にも使われています。
経年劣化によって色が濃くなるので、重厚感を楽しむこともできます。
パインは、松の木から造られている木材です。
柔らかく素朴な風合いが特徴的で、カントリー調の家具などにも使われています。
流通量が多いため、価格も比較的安価です。
床に使われる無垢材のメンテナンスについて解説します!
掃除機やホウキでのお手入れは、できるだけ毎日行いましょう。
床に細かいほこりや汚れが溜まっていると、細かい傷がついてしまう原因になります。
特に、ウレタン塗装のフローリングの場合、表面に傷がつくとそこから汚れが浸透していってしまいます。
掃き掃除だけでは落とせない汚れを、週に1回から2回の乾拭き掃除で取り除くのがおすすめです。
また、水拭きは月に1回から2回程度行いましょう。
汚れが気になりだしたら、雑巾をしっかり絞って水拭きをして汚れをふき取ります。
ワックスがけやオイルメンテナンスは、半年から1年に1回を目安に行いましょう。
オイルメンテナンスの場合、板によってオイルの染み込み具合が変わります。
乾燥が気になっている場所に部分的に塗装してみると良いでしょう。
まとめ
今回は、床に使われる無垢材のメンテナンス方法を紹介しました。
本記事を参考にしていただければ幸いです。
家づくりに関して何かお悩みの方は、お気軽にご相談ください。